CSHLの就職成績

CSHLのサイエンスでの評判は非常に高い。そこのポスドクであることは、就職においても有利に働いてるようだ。実際、今年は私の友人が4−5人ほど職探しをしていたが、みんなよくしられている大学からオファーをもらった(蹴った人もいるが)。上に書いたAndresはUniversity of Washington(Seatle)に行くらしい。なんと、私も面接を受けたところだ。私じゃくて彼を雇うことにしたようだ。Seatleは本当に美しい街だし、日本にも近いので、うらやましい。
 Andresはチリ出身だ。チリでは、やはり日本のような大講座的な制度をとってるようだが、日本よりずっと閉鎖的なんだそうである。まず、外部からは絶対に教員を採用しない。学生がPhDをとると、そのまま助手、助教授、教授と上がるしかない。たとえば、彼の友達でアメリカでNature3報書いた人もいるが、それでも国には帰れないらしい。留学は奨励されているようで、大学がお金を払ってPhDをとった人をアメリカにポスドクとして送り出す事も多いそうだ。しかし、その人はそのままアメリカに残ることも多いらしく、何のために金を払ったんだ?ということになる。
 しかし、もちろん彼も生まれの国にいつかは帰りたい。ということで、おもいっきり出世してInstitute丸ごとのオファーをもらう、という夢もあるようだ。