ちょっと反省

トークの評判はとてもよかったし、内容自身は楽しめる内容だったと思うのだが、40枚以上のスライドを25分使い切らずに終了、という超高速。標準といわれる、1スライド/分から倍以上のスピードとなってしまった。ただ、よくみると、1−2しかセンテンスがないスライドも結構あるし、それほど聞きにくいというほどでもなかったのかもしれない。40枚は時間をオーバーしないように、もと80枚以上の内容を削ったもの。しかし、緊張したせいか早口になってしまった。ちょっと前のジュネーブの講演でほぼ同じ内容のトークをして、時間も20分ぴったりで、そのあと5分程度の内容(7−8スライド)を加えて完璧と思ったのだが、よく考えてみると、客層がプロで、イントロが短くすんでしまうわけで、もっとスライドを足してもよかったのかもしれない。

小さめの会議なので、知り合いも増え、いろいろと収穫はあった。共同研究の申し込みが1つ。食事は全体によかったし、最終日はフォンデュ。そしてダンスもちょっと参加したりして、楽しかった。しかし、お城とか、氷河とか見所がいっぱいあったようではあるが、すべて行き損ねたのが残念。どっかのポスターをスキップしなければならないから、まあしかたがないか。準備のよいポスドクのEは、きちんと観光予定もたてていて、午後の自由時間を楽しんでいた模様。うらやましい、とちょっと思ったけれど、まあ次回の楽しみにとっておくかな。バーゼルとかにも行ってみたしね。

最終日、寝坊してしまい、12時の飛行機にのるための8:13AMの電車に乗りそこね、あわてる。一回は6時におきたのに、そこで寝てしまったのが間違いだった。ちっ。フロントの人にタクシーを頼んでもらい、電車を追いかける。運転手も山道をのりのりで飛ばして、かなり車酔いをしたが、最終的に山をおりたところで乗り継ぎ電車に追いついた。スイスフランも前日までに全部使い切ってしまっていたのだけど、前回ドイツにいったときのユーロが残っていたのも幸いした。

なんとか飛行場についたら、チェックインはかなり混雑していて、全部の手続きが終わってゲートにたどり着いたら、もうすでに搭乗が終了近くになっており、すべてがぎりぎりであった。まあ無事に乗れたのでよいけれど。