@Woods Hole!

ryasuda2009-07-20


今回は、私は仕事が主なんだけれど、いちおVacationもかねているつもりでWoods Holeにきていた。泊まったコテージは、最初はかびくさかったけれど、これはおそらく一年間使われていなかったのだからしかたがない。来る前は雨ばかりだったという話だし。2−3日で掃除して風を通せば、なかなかよい家となった。最初の一週間は、寒い日が多かったが、暖かくなると海へ行く。前も書いたけれど、Woods Holeの海は信じられないほど透明。1メートルくらいの底まで上からみえる。砂は白砂で、海を遠くからみると「青い」、としかいいようがないほど青い。空も透き通っていて、空、海、砂のコントラストは本当に絶妙。塩水の池がそこらじゅうにあり、その周りに塩水に強い植物も生えていて、ちょっと独特な風景もある。

子供たちは、午前中はChildren's Science Schoolですごす。ティラノはOrnithology(鳥類学)で、海の鳥の生態などを学び、スコミムスはMarine Biology(海の生き物)。古い板張りで味わいのある建物で授業をし、近くの海や公園などで実際に生き物を見にいったりもする。コテージはラボや学校からやや離れているので、朝8時のシャトルで子供たちといっしょにラボの近くにいき、それぞれラボと学校にわかれる。帰りは、彼らだけで帰ってくる。うーん、ずいぶん手がはなれたものであるな、とも思う。まだ小さいグイは学校にいけなかったけど、来年からはいけるかな?

ハイライトは、2週間目の鯨Watchingか。Woods Holeは半島の真ん中へんにあるのだが、そのさらに先っぽのプロビンスタウンにいく。一番の先端は砂州になっていて、くるくるとカールしている不思議な光景がみられる。午前中は天気が悪くてだらだらしていたけれど、午後から気合をいれて車で3時間ほどかけて先っぽまでいく。昼飯もそこそこに船にのりこみ、鯨見学。船の中で飲んだクラムチャウダーがうまかった!くるくるの内側から外海にでる。海はおだやかで、天気もよくなり、コンディションもなかなかGood。鯨スポットにたどりつくと、早速とりの大群のなかから、顔をだしたのは、ナガスクジラ!うーん、大きいね。船にもなれていて、結構ちかくまでやってくる。船の中を右に左に移動して場所を確保しながら子供たちと写真をとったりと大興奮。その後ザトウクジラが水面をひれでたたいたり、ひっくりかえったりなどの面白い行動をしているところが見えたりしたし、ミンククジラがいたりなど、なかなか充実したトリップだった。ひいこも、その場では比較的冷静に振舞っていたが、あとになって、「クジラは楽しかったね〜」というので、どうやら楽しかったもよう。よかったよかった。