締め切り迫る!

グラントオフィスにフロントマテリアル(ようするに、タイトル、アブストラクト、予算)を提出するのは、グラントの期限の一週間前だから、明後日ということになる。アブストラクトは、全部かき終わっていない限り、書いてはいけない、というのがグラント書きセミナーで習ったことだから、みんなのコメントを合わせて、大慌てで第3ドラフトを仕上げ、アブストラクトをとりあえず書き上げる。もう日記なんか書いているひまもない。。。といいつつ書いている。

予算は、NIHでは、モジュラー予算といって、年間$250Kまでの予算ならば細かい使い道についての申請を提出をしなくてもよいことになっている。しかし、デューク内部で予算案の承認をもらわなければならないので、結局予算案を作らなければならない。年間$250Kになるように合わせるわけなのだが。。。これもまあできた。ちなみに80%が人件費。PIの仕事は、結局人件費の確保だなあ。

今回のグラントは全額下りれば、年間$250Kの5年間で$1.25Mとなる。そして、この55%ちかい金額が大学に支払われる。研究者のNIHのグラントは、大学の重要な収入源であり、結局NIHグラントが取れる人=ほしい人=テニュアを取れる人、ということになる。若手PIにとってもっとも重要な関門の1つだ。ということで、一発でとおすか、1回書き直しくらいで通したいものである。