ラリーキャッツの記念シンポジウム (5・10)

昨年亡くなった、デューク神経学科のスターでもあったラリーキャッツの記念シンポジウムが行われた。ノーベル賞学者を含む10人ほどのスピーカーがよばれ、ラリーを懐かしんでいた。アクセルが、最初は悲しみ、信じられない思いだったが、今は彼のやってきたことを祝福できる、と語るなど、サイエンスの話だけでなく、ラリーがみんなにいかに愛されていたかを語る、ちょっとしんみりしたシンポジウムで、素晴らしい会だった。夜はディナーで、ラリーの思い出を語っていた。

デュークにきてから、2−3回あっただけで亡くなってしまい、ラリーとサイエンスについて語り合う機会もほとんど無かったのが本当に残念だ。2次インタビューのときには、ラリーとディナーをともにしたが、ひいこが、「あんな素敵な人がいる学科にいくんだ」と語るほどの紳士。ひいこは、「科学者=おたく」という人に数多くつきあっていたから、話題豊富でディナーを楽しませてくれたラリーには本当に驚愕したようである。