ソーシャルセキュリティ

税金の季節がやってきた。土曜日、日曜日とつぶして、オンラインの税金ソフトを使っていろいろやっていると、ふと子供たちを扶養者にするためにSocial Security Number(SSN)が必要なことに気づく。ティラノとスコミムスはまだ外国人扱いだからタックス用の番号(ITIN)を申請すればよいのだが、1人アメリカ人のグイは、SSNが必要らしい。で、ひいこに聞いてみると、どうもSSNをとっていないようなのだ。ということで、早速今日はSSNを取りに行く。車でたった10分のところだ。しかし、予想外に長い行列。。。何時間か待たされて、グイの番。「今までSSNなしで、どうしてたの」と生まれてから何年もたって取りに来たまぬけな親に信じられないような顔。で、とりあえず作業を進めてもらうと、なんと、実はSSNはすでに取ってあったらしいことが判明。身分証明にUSパスポートをもっていったのだが、「そもそもパスポートはSSNがなきゃとれないよ」と。「今年はITINじゃなくて、SSNを使いなさいよ」といわれ、再発行手続きをしてくれた。ますますまぬけな雰囲気。。。「あなたは、本当に親なの?」という感じで私の身分証明書もずいぶん念入りに見ていた。

さて、帰ってきて、ひいこに話すと、「あれ〜そうだっけ?」ということで身に覚えが無い様子。ひいこがパスポートを取ってきたんだけどなあ。と思ったら、実は私がソーシャルセキュリティオフィスに行って、番号をとったのではないか、という疑惑も登場。なにしろC−セクションだったひいこは、生まれてすぐはしばらく動けなかったはずだからなあ。ということで、どっちが悪いのかわからなかったが、まあ、まぬけな両親をもっと子供たちは、強く生きていくであろう。