雑誌など

ryasuda2005-07-28


Duke大学は、総合大学だけあって、大学がサブスクライブしていて無料で読むことのできる科学雑誌の種類が、CSHLにいたときよりもずっと多い。これは論文を書くときにとても便利である。ずいぶんマイナーな雑誌でも読めるのもうれしい。しかも、私の研究内容がやや生物物理よりなので、物理系雑誌(Applied physics lettersとかphysical review lettersとか)が読めるのも素晴らしい。このへんは、生物系のメジャーな雑誌しか読めないCSHLとは違うところだ。こういう雑誌は、別に毎週チェックするわけではないが、ほかの論文のreferenceにのっていたり検索で引っ掛かってきたりして読みたくなることがあるわけだ。こういうときに図書館に頼まなければならないとなると、あきらめてしまうことも結構あったりするものだ。

しかしこのシステムにも不思議なこともあって、なぜかNeuronが読めないのだ。これはいくらなんでも困る。J.Neurosci/Nature Neurosciとならんで、もっとも読む雑誌の1つではないか?どうやら、図書館に何人もの人が頼んでいるようだが、すでにNeuroscience系にお金をつかいすぎている、という返事だったようだ。まあNeuronに関しては、プリントしたものがあったほうがありがたいので、買うことにした。年間165ドルなり。ほかの主要雑誌もプリントしたものを買うのも悪くないかな、と思い始めた。まあ、ラボに人が増えてきたら考えるか。

もう1つ、論文を書いていて気が付いたのは、当たり前だがPubMedを検索するだけでは知りたい内容を全てはカバーできないこと。ISIとかをつかっても良いのだが、最近Google scholarが便利かと思い始めている。何しろgoogleは使い慣れてるし、思った以上に的確な論文を探し当ててくれる。