学生のインタビュー

ふー、やっと終わった。すごく体力を消耗したが、いったいなんのせいだかよくわからない。昨日のみすぎただけかもしれない。インタビューは、学生と教員の1:1でのインタビューだけでなく、食事会や学内ツアー、大学院生や教員によるセミナー、ポスターなど、学生候補の接待という面もあって、なかなか興味深いものだった。新しくDukeの教員に加わる他の二人、シュリとアンも来て、面接した。久しぶりに彼らにあったので、仲良くなるチャンスというわけで、インタビューの合間にいろいろ話しをする。シュリは彼の奥さんのアピタが私の友人のTaka(今は学習院の教員)と一緒に働いたこともある、という縁。他にも共通の友人が数人いて、世界の狭さを感じる。

学生候補の中でもびっくりなのは、なんと最近までマイナーリーグでピッチャーだっという大男。彼がまた人なつこくて、妙に学生や教員たちと溶け込むのが早い。そのほかにも、すでに所属研究室でpublishできるレベルの仕事をやっているような人も何人かいた。まだ大学院にも入っていない学生が一人前の科学の議論をできるのをみると驚いてしまう。ちょっと不満なのは、みんながみんな、functionalMRIのイメージングに興味があるようで、なかなか分子・細胞系の人がいないこと。まあローテーションなどですこしずつ洗脳していくしかないか。結局は1年後にラボに配属になるときに、かなりの人が分子・細胞系に入ってくるようだし。

金曜の夜には、シュリと一緒に、若いふりをして、学生たちや学生候補たち数人のパーティーに参加する。どうやら学生候補たちを接待すると、その費用は大学から出るようなシステムになっているようだ。例のピッチャーもきていた。なんと、将棋をさせるアメリカ人がいて、 "I think I am pretty decent"とかいって勝負を挑んできたので、コテンパンにやっつけておいた。まあしかし、アメリカ人があれだけ指せたら驚くべきなんであろう。

あんまり楽しかったせいか、というかみんなの若い(10はちがう)飲みっぷりにまきこまれて飲みすぎてしまい、次の日の朝、頭痛がする。これは困ったことになった、と思いながら、朝食+学生によるポスターセッション。ここでthesis committeeを頼んできたMike Ehlersラボの学生たちと話しをする。話しているうちに元気になってきて、朝食も食べることができ、インタビューの続きをなんとか済ませることができた。

ほかにもラボの設計などについての打ち合わせなどもして、なかなか忙しい二日間であった。

[追記]ひいこに飲み会の話をしていたら、「なにー許せん」と。なんで、とききたら、「私が一番(お酒を)飲んでいたい」んだそうだ。