スマトラ沖地震

今年は、いろいろなことがあった年だったなあ、などと思っていた年の暮れにまさか、これほどの大災害が起こるとは。すさまじい破壊力としかいいようがない。マグニチュード9.0の大震災からの津波だそうだから、関東大震災の50倍近いエネルギーにもなる。地球の歴史の中では、多分ほんのちょっとした出来事なのだろうが、こうしたちょっとした地球の身震いみたいなものに、人間はまったくなすすべがないんだなあ、などと、改めて感じてしまう。

自然災害といえば、2037年の13日の金曜日に巨大隕石落下か、などというストーリーもあった。衝突確率3%近くとはじき出されていた瞬間もあったようだが、今はすでに0.01%程度まで下がっている。もしあたれば、エネルギー的にはマグニチュード9.5の地震程度のものだったようだから、あたった場所によってはかなりの被害がでた可能性もある。隕石落下は、地震よりは予測しやすいようだが、予測できても避けようがないのが現実だ。

しかしよく考えて見れば、イラクでの犠牲者はすでに10万人を超えている。それに、仮に気の狂った大統領が核ボタン1つ押せば人類を消し去ってしまえる、ということを考えれば、すでに人間も、自然災害なみの破壊力だけは身に着けている、というわけか。

さて、人類はどのように滅びるのだろう。太陽が燃料の水素を使い果たして膨張し、地球を飲み込んでしまうときに、まだ人類がいる可能性もないでもないわけだが(50億年後)。