英語

昨日は、Animalの話を長々かいたが、もう1つ大事なものがこの単語にあった。この2番目のaは、いわゆる弱い母音で、ほとんど発音しない。最後のlが、やはり母音のような働きで、alで"オウ"みたいに聞こえる。Metalとかも同類かな。おもしろいのは、こういう弱い母音は、a, e, i, o, uどれでもとれる。arriveのa, ovenのe, humidのi obtainのo, supposeのuはよわい母音で、eをさかさまにしたような発音記号で表される事が多い(metalとかはmetlとなってることも多い)。この弱いのがうまくいえると、nativeっぽくなるらしいよ。と、よくみたら、animalのiもそうだな。昨日は、"い"と"え"の間などと書いてしまったが、それは強い母音の場合の話だ。力をぬいて、とても短く弱く、"あ"みたいな発音をするとよいらしい。で、前後の母音とか子音によって多少聞こえ方もかわる。Humidとかは"ひゅーむど"みたいになるかな? Obtainとかは"あぶていん"かな? animalはガヤ氏風に"えねもう"のほうが近いと思う(多分iが前のぇあにひっぱられる)。ひらがなにするのが難しい発音の1つだが、"ぇあ"のように発音そのものが難しいわけではない。

お勧めの本は、"English pronunciation for international students" Paulette Dale and Lillian Poms。ESLでも使っていた。日本人用ではないが、"ある国から来た人間は、LとRの区別がつかない"などという記述もある。すべての発音のパターンを網羅していて、素晴らしい。上の弱い母音の話は、この教科書にのってたものだが、私にとっては目からウロコだった。