キヌコ

キヌコは、私の妹である。日本に帰った時にしばらくぶりに会ったよ。電通大の助手をやってたのだが、最近外資系の会社に移ったそうだ。時間の概念が人とちがっていて、何を考えてるかよくわからんところがあるのだが、なぜかきちんと社会人をやってるようなのだ。えらくはりきって仕事をしてるようだが、いったい何をやってるのか、ということはあんま教えてくれん。今度おしえてくれ。

そういうわけで、キヌコのWeb日記をみにいったら、私のことが書いてあったので、無断で引用させて頂こう。いちおうリンクはしないでおく。科学者の感覚は、"普通"の社会人とは違うそうだ、て話し。


"6月末、兄一家が数日間来日。 甥っ子が確か6歳くらいなのですが、「ぼく一万まで数えられるよ!」と無邪気に自慢する甥っ子に対し、兄は「あのね、一万まで数えたら何時間かかるかわかる?」という容赦ない突っ込みを入れていた。 それから、マイナスイオンドライヤーを使うと髪がサラサラになるよ!という妹に説教し、 BSEが怖いわね〜という家族をアホだといって波紋を呼び、アメリカだと罰せられるけど日本だと子供叩いていいんだよ!ガオー!と言いながら子供をなだめすかし、そんな合間に表彰されたり講演したりして帰って行きました。変人だけど優秀、そんな科学者像を地で行く兄であった。"